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 サイトのデザイン・コンテンツ
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 色づかい、デザイン、洒落たアニメーション、ごきげんな音楽、ひんぱんな更新、どれをとってもこのアブソリュートウオッカのサイトは、見飽きない。必見のサイトだ。ブロードバンドの時代になると、商業サイトはこのくらいの工夫がないと相手にされなくなるだろう。
 次も、商品宣伝を主としたメーカーのサイト。物はおなじみのジェリービーンズ、子供にも判る地味なページだが、侮れない。その中に、ジェリービーンズを貼り付けて作った10枚の絵を集めたコーナーがあるからだ。絵は、それぞれアップで見ることができる。
 すっきりとしたトップページを見ただけで、さすがはプロのデザイン事務所だけのことはあると思わせるのがこのサイト。過度な情報を晒して訪問者をサイト内に招き入れようなどという、あさましい姿勢は微塵もない。我がトップページのセンスに共感するなら寄ってらっしゃいというシンプルさと自信。ひとたび奥へ入ると、全てが宣伝。それも、平板に広げるのではなく、ページの階層を深くし、訪問者への情報が、深く入ろうと意欲する訪問者にのみ提供されるという仕組みは、ハイパーテキストの特性を活かした典型といえる。
 サイトに用いられたテクニックで、このサイト以上のものを見たことはない。余計な解説よりも、百聞は一見にしかず、すぐ行くべし。
 サイトにおけるどんなテクニックも、コンテンツそれ自体の訴求力にはかなわない。改めてそう確認させるが、このサイトである。モノクロの写真が克明に追いつづけたテーマは、エイズに侵された子供の一生とその家族。美しい写真と、添えられた簡潔な記事。他のサイトのように、仕事に疲れたときにぼーっと眺めるというわけにはいかないが、忙中に閑を見つけ、一とき頭を写真に集注することによって心が浄化されると感じることができれば、他のサイト同様いやそれ以上に元気の素になる。
 
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